2017年 12月 30日
肉料理が得意なイタリアン『アンティーカ トラットリーア フォルトゥーナ グランデ』
店名 アンティーカトラットリーア フォルトゥーナ グランデ (Antica trattoria fortuna grande)
ジャンル イタリアン
住所 北海道札幌市中央区南2条西7-6-2 日宝南2条ビル 2F
随分長い名前で、覚えきれないんです。
イタリアンが食べたくて、クリスマスのイブイブに予約なしの飛び込みで行ったんです。
運よくカウンターに滑り込みました。
当たりまえですが、回りは若いカップルばかり。オジサンと相方だって若干(!)高齢だがカップルに違いはない。
この日は、予約制のクリスマスディナー料理が主なので、アラカルトは時間がかかりますと言われました。メニューを見ると、イタリア語のカタカナで、どんな料理か分からない。気になるメニューを店の人に教えてもらいました。
この店のシェフは、肉料理が得意なようです。
牛肉のタルタルにスモークした牡蠣をのせています。付け合わせに生野菜がテンコ盛り。
タルタルを口に入れると牛肉の旨味がどっと広がります。いい牛肉使っています。
牡蠣のスモークはあまり強くないのですが、逆にぷっくりした質感が楽しめます。
タチと魚のアラのやや辛スープ。
タチはボイルしています。スープが美味しい。魚のアラと野菜ををじっくり煮込んで、粉砕してスープだけ絞ったと思います。少し辛め(唐辛子?)の香辛料がアクセントになっていました。濃厚です。淡白なタチとよく合います。イタリアでもタチを食べるんだそうです。
タチのシーズンもそろそろ終わりかな・・・
ラムチョップです。豪快で繊細です。
赤い細長いのはパプリカです。これも野菜がたっぷり。
これは美味しいですよ。ラムの断面が赤いんで生に見えるかもしれませんが、ちゃんと火が通っています。肉が柔らかくジューシーです。かぶりつくとマトンの旨味が口いっぱいに広がり、「肉を食べている」という実感が湧いてきます。
美味しいラムチョップは、「他の肉料理もきっと美味しいはず」、と期待させる力がありました。
自家製のパンです。
肉料理を意識しているのか、店内のインテリアに鹿の角があちこちにアレンジされていました。
ワインはこれをお願いしました。
バルベーラ・ダルバ・スーペリオーレ[2007]ソレッレ・デ・ニコラ・フェイレス(赤ワイン)
香りがいいんです。ワインが美味しい予感がしてきます。滑らかなで重くないんです。でも、しっかりと個性と主張があります。それでいて不思議に料理の味の邪魔をしません。
美味しい料理を食べて、美味しいワインを飲んで、幸せなイブイブでした。