2018年 03月 11日
南幌町のラーメン屋 「夢玄」 あなどってはいけません。
店名 夢玄
ジャンル ラーメン、カレーライス、居酒屋
住所 北海道空知郡南幌町元町3-1-17
南幌町に所用があり、昼食に入りました。久しぶりのラーメン。
この日は雨です。駐車場から店までのわずかな距離がツルツルでたどり着くのに大変でした。
ドライブで何度か店の前を通過して、気になっていました。
店内、お洒落です。ラーメン屋の雰囲気ではありません。
入口すぐに、L字のカウンターがあり、奥に小上りがあります。
オジサンはカウンターに着席。この位置からは小上りが見えません。
初めての店は、味噌ラーメンの注文が定石。結局味噌ラーメンばかり食べることになります。
カウンターの中に可愛い女性が独り。味噌ラーメンを注文。
チョット話かけてみました。
―― 面白い雰囲気だね。
―― 以前は、居酒屋だったんでその名残があるんです。
―― 洒落てるね、置いているものが。
―― ここは陶芸もやっているんです。教室もやっています。
―― ヘエ~
奥からラーメンを持った眼鏡美人が登場です。厨房は奥のようです。
オジサンの席にどんぶりを置きました。
―― 早いね~
―― 暇だから・・・・
そんな事を言っているうちに、男性客が4名入店。常連さんですね。何も言わずに奥の小上りに行きました。
奥から家族連れらしき5名が出てきてお勘定です。
―― 母さん、いないの?
―― 奥にいるよ。年取ってるから表に出ないんだって。
―― そんなことないべェ。この間、店の前雪なげしてたべさ。ごちそうさん。
さて、本題のラーメンです。
一見、味噌ラーメンらしくないんです。醤油ラーメンかなと思うくらいです。
トピングの仕方が独特です。絵で言えばトッピングごとの輪郭線がないんです。どうも、どんぶりの中は普通の雰囲気ではありません。
一口、スープ。 旨い!!!
味噌の味があまりしません。焦げたような香ばしさが新鮮です。ダシは魚系かな。見た目ほどくどく在りません。遅れておとなしげな辛みが来ます。唐辛子や胡椒はいらないかもしれません。オジサンは使いませんでした。
麺はやや細麺。だから出てくるのが早いのかな。
長めの白髪ねぎがいいアクセントです。
チャーシューは多分豚バラの角煮。トロトロです。どんぶりの中で崩れます。
スープがチャーシューやトッピングなどで混在して、不思議な美味しさのハーモニーです。細い麺がスープによく絡みます。
普通ではない味噌ラーメンです。芸術家のラーメンでしょうか?
どんぶりと灰皿に店の名前「夢玄(むげん)」が書かれています。
陶芸家の店主(どうも奥にいる母さんらしい)の作品ですね。
又食べたくなる個性的で美味しいラーメンです。