2018年 06月 12日
「サボテン展」と財津和夫「サボテンの花」
財津和夫の名曲「サボテンの花」の思い出です。
若いころ、安いギターを手にして、フォーク歌手を気取ったのですが、指が短くキレイなFコードが弾けない。その上、リズム感が絶望的に悪く、フォーク歌手になることを諦めました(ジョークです・・・・)。
チューリップの「サボテンの花」は1975年(昭和50年)に発表されています。当時レコードは高く、新譜ジャーナル(昭和43年創刊)を買って、好きな歌手の、それもコードの簡単な歌いやすい曲を練習しました。
その中の一曲が「サボテンの花」です。チューリップが歌っているのは知っていましたが、一度も本当の演奏(勿論レコード、ラジオの)を聞いていません。楽譜だけで覚えました。
その後、「サボテンの花」のことは忘れていました。
十数年たって、カーラジオからいきなり財津和夫が歌う「サボテンの花」が流れてきました。
ほんの小さな出来事に
愛は傷ついて
きみは部屋を飛び出した
真冬の空の下に
―― これ知ってる! なんで、今頃?
私は、テレビの連続ドラマを観る習慣がありません。後から知ったのですが、フジテレビ系ドラマ『ひとつ屋根の下』の主題歌として1993年にリバイバルヒットしたのです。
その後、カラオケでこの曲を若い人が歌っているのを聞くと、私の覚えたメロディーと微妙に違います。特にサビやリフレーンは微妙どころか全く別な曲に聞こえます。
愕然としました。
自己流で覚えた変なクセは治らないものです。恥ずかしいのでカラオケで歌うのを封印しています。
そういえば、小学校・中学校の音楽の成績はパッとしなかったな~
百合が原公園温室で「サボテン展」がありました。「サボテンの花」の写真です。