2018年 07月 18日
又、豊平公園に紫陽花に会いに行ってきました。ガクアジサイが素敵です。
7月6日の紫陽花は「満開まだまだ」でした。
10日後の7月16日に、きれいな紫陽花に会えるのを期待して出かけました。
この建物は、豊平公園の緑のセンターです。公園はこの建物の後ろに広がっています。緑のセンターの前の花壇では、白い紫陽花と終わりかけのラベンダーが咲いていました。
豊平公園の紫陽花の花壇は、二か所に分かれています。
一か所は、たくさんの株で白樺林を囲む紫陽花です。
もう一か所は、日本庭園の東屋横にいろいろなガクアジサイが植えられています。
まず、白樺林から。
白樺が平地で大木になり、紫陽花と一緒に観ることができるのは北海道ならではだと思います。
男性的な雰囲気です。満開まであと少しあると思いますが、しおれた花もなく、雨あとの薄いブルーの花が清々しいですね。
ガクアジサイは、種類がたくさんあって、花の形や色がとても味わい深い。
ガクアジサイはもともと日本で自生していて、西洋に伝わり、品種改良されて紫陽花(あじさい)になったそうです。
まだ、咲いていない種類もありますが、宝石のような、ブローチのような花がとても素敵です。
紫陽花をアジサイと読ませるのは無理あると思っていました。
今回の機会に調べてみました。
「タイの花木に魅せられて」の記述を引用させていただきます
http://aobahigashi.web.fc2.com/index.htm
≪牧野植物図鑑より≫
■ 『 あ じさゐ』 は、“ あづさゐ ” が変化したものである。
■ 『 あづ 』の意味は、“ 集 ” である。
■ 『 さゐ 』は、“ さあゐ ” が変化したもので、その意味は 『 真藍 』である。
■ 『 集真藍』 とは、『 藍色の花が沢山集まって咲いた花 』 のことである。
牧野博士の言われる『 あづさゐ 』 とは、顎アジサイのことであり、 植物分類上の学名は、 Hydrangea macrophyllaforma normalis だそうです。
漢字「紫陽花」の由来は?
由来・語源辞典 http://yain.jp/i/%E7%B4%AB%E9%99%BD%E8%8A%B1
漢字で「紫陽花」と当てたのは、『和名類聚抄(わみょうるいじゅしょう)』で、著書の源順(みなもとのしたごう)が白居易(はくきょい)の詩に出てくる紫陽花をこの花と勘違いしたことによるとされる。漢名の紫陽花は別の花。
花の色が変わるので、「七変化」「八仙花」とも呼ばれる。
源順が間違ってつけたんですね。
でも、花の雰囲気と漢字はピッタリです。