2018年 08月 17日
お盆で実家に帰りました。北寄、飯寿司、赤飯、鹿、シナモンドーナッツ
私の実家はあの有名な夕張にあり、90歳を越えた母が健在です。お盆で兄妹・親戚が集まります。
母は、やや耳が遠くなり、歩くことが不自由になってきましたが、まだ台所に立ちます。
記憶力は、私をはるかに越えています。
石狩の漁師の娘だった母は、魚が大好き。その母に育てられた私たちも魚が好きになりました。
兄弟集まっての夜の飲み会は、母手作りの刺身が皿にテンコ盛りで出てきました。
この日は、タコ、北寄、ホタテ、ハマチです。
北寄は石狩産で母の友人から贈られたものです。殻付きでソフトボール大が30個届いたそうです。凄いですね。北寄の刺身は、甘くて食感が楽しい。大好きです。
鮭の飯寿司です。
昔は、飯寿司はハタハタと決まっていましたが、最近は魚の種類が増えました。これも石狩から届いたものです。私の大好物なのです。この日に向けて冷凍で保存してくれていました。いくつになっても子どもは子どもですね。母親はありがたいです。
ね。
赤飯です。
お盆に赤飯は意外な感じで、母に尋ねると・・・・
「お盆には赤飯をお供えするものだ。」とさらりと答えます。
知りませんでした。
久しぶりに食べました。
懐かしさと新鮮さが混じった味がしました。
翌朝、外の空気を吸いに玄関を出ると、私を見つめている視線を感じます。視線の方向を探すと三頭の鹿が私をジッと見つめていました。
小鹿がいます。家族のようです。その距離は30mくらい。本当にすぐそばでした。人間に慣れているのか、逃げる素振りもありません。堂々と草を食べています。
母に話すと、「毎日、挨拶に来る」と、言っていました。
夕張の人の数が減ったので、人間と動物の境界線の位置が変わったのでしょう。
母の手作りの朝食を食べ、札幌に戻りました。
そうそう、せっかく実家でもらったスイーツを忘れてきました。
最近、大人気の夕張発のスイーツです。
鹿の谷、うさぎやの「シナモンドーナッツ」。
食べ損ねました。