2018年 08月 28日
ギリヤーク尼ケ崎 青空舞踊公演 感動
2018年8月26日に札幌丸井今井前の路上がホコ天になり、13時から大道芸人ギリヤーク尼ケ崎の青空舞踊公演がありました。
踊る舞台はチョークで路上に円形に書かれ、開演の1時間前には人だかりができていました。
前の列はシートを持参して、座って開演を待っています。
私は、ギリヤーク尼ケ崎の踊りを見るのは初めてなので、少し緊張し、少し興奮しています。
これが舞台のセッティングです。幟の前に小さな写真があります。
ギリヤーク尼ケ崎はパーキンソン病・脊柱管狭窄症であることを明かしています。
拙い私の言葉より写真の方が雄弁です。
手にしている写真は奥さんらしいのです。
よく聞き取れなかったのですが、空に向かって、札幌で無事にたくさんの人の前で踊ることができたことを報告していました。
若い時はもっと素早く・美しく・激しく踊ることができたのでしょうが、もう彼の体はそのような状態ではないのでしょう。それでも、彼は車椅子からおり、円形の路上舞台を必死に踊りまわります。
踊りのことは分かりませんが、ギリヤーク尼ケ崎の湧き上がる情念が彼の体を突き動かしています。
―― (なぜ、この人はこんなに踊るんだろう。)
涙ぐんでいる自分に驚きました。