2018年 10月 21日
街角の彫刻 安田侃(やすだ・かん)の作品 たくさんありました。
材料は白大理石が多く使われています。角のない滑らかな曲線に磨かれた形は安心感を覚えます。表面はとても滑らかで、触って撫でるととても気持ちがいいのです。
大きな作品が多いのですが。周りに溶け込んで違和感を与えません。
作品名が難しく、彫刻の意味が理解できないのが困ります。
雰囲気を楽しめばいいのでしょうね。
「妙夢」
札幌駅の西口コンコースの南出口前に置かれています。待ち合わせの目印に使われています。一休みの「腰かけ」にも。
「意心帰 shape ofmind」
知事公館の南に広がる芝生に置かれています。広い芝生は幼稚園児の遊び場です。左は6月、右は10月に写しました。
「生棒」
創成川の西川の堤防に置かれています。どっちが正面なのでしょうか?
「誕生」
西の狸小路から東の二条市場へ渡るために作られた創成川を覆う広場に置かれています。
「天秘」
創成川を挟んで、両岸にほぼ同型の作品が一基ずつ設置されています。二つで一つかな。
「天秘」
「二つに一つ」と同名の作品が、札幌近代美術館内二階の南西角に置かれています。
子供の身長くらいの高さです。じっと見ていると癒されます。
不思議です。
「無何有」
札幌近代美術館の入り口に置かれています。
「間」
芸術の森野外美術館の森の中にあります。奥にかすかに見える白い四角の枠も作品の一部です。
HP KAN
http://www.kan-yasuda.co.jp/works/public/
安田侃プロフィール
1945年北海道美唄市生まれ。東京芸術大学大学院彫刻科修了後、70年イタリア政府招へい留学生として渡伊。ローマ・アカデミア美術学校でペリクレ・ファッツィーニ氏に師事。以降、大理石の産地として知られる北イタリアのピエトラサンタにアトリエを構え、大理石とブロンズによる彫刻の創作活動を続けている。
KAN YASUDA sculptureから引用。