街角美術館  和泉正敏:東本願寺札幌別院「大信海の碑」、大通公園「ブラック・スライド・マントラ」、STV「無題1、2」

真宗大谷派(東本願寺札幌別院、本堂の横に「大信海の碑」が設置されています。

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その石碑を紹介する看板の文章を引用します。

「(前略)大信海碑の建立にあたっては、此れも不思議な御縁を頂くことによって、石の造型で有名なイサム・ノグチ氏の高弟、和泉正敏氏によって四国の青石を使って製作されました。」

彫刻家イサム・ノグチとその高弟・和泉正敏の名前が書かれています。和泉正敏を調べてみました。
和泉正敏は1938年、香川県の先祖代々の石屋石工に生まれ、イサム・ノグチと出逢い後、25年間一緒に多くの石彫刻に取り組んできました。

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札幌大通公園8丁目、9丁目に設置されている「ブラック・スライド・マントラ」はイサム・ノグチの設計であることは広く知られています。しかし、この作品の完成はイサム・ノグチが亡くなる直前なのです。和泉正敏はこの作品の制作にかかわりました。


ところで、中央区北1条西8丁目のSTV(札幌テレ放送)本館前庭には2つの彫石が何気なく置かれています。和泉正敏が制作した作品です。

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設置の経緯は分かりませんが、STVがイサム・ノグチを取材した放送が縁かもしれません。



東本願寺の石碑建立にまつわる「縁」が何なのかも分かりませんが、イサム・ノグチと札幌市とのかかわりを「縁」としているのかもしれません。和泉正敏の制作による三つの作品が、ご近所にあることも不思議な縁です。


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和泉正敏はモイレ沼公園のプレイマウンテン等にもかかわっています。


現在、和泉正敏は、財団法人イサム・ノグチ日本財団の理事長を務めています。






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by hitoshi-kobayashi | 2018-11-15 08:00 | Comments(0)