2019年 02月 24日
街角美術館 『きたぐにの詩』 札幌駅地下 詩情あふれる作品です。
制作者:栗谷川健一
設置場所:札幌駅セントラルアベニューB1F
1972(昭和47)年、青レンガ時代の駅宿舎に設置。
旧札幌駅(インターネットからお借りしました。)
北海道の自然と農業をテーマに、詩情あふれる作品です。
大きな作品ですが、駅の壁に溶け込んでいます。絵を振り返ってみる人はいません。
栗谷川健一 略歴
明治44年、岩見沢市生まれ。
昭和13年、札幌鉄道局嘱託となり観光ポスター制作に専念する。
昭和23年、グラフィックデザイナーとして独立。
昭和25年、第一回札幌雪祭りポスター。
昭和28年、世界ポスターコンクール最優秀受賞作品(リスボン)。
昭和31年、ニューヨーク近代美術館に8点収蔵。
昭和34年、東京オリンピック誘致ポスター。
昭和37年、北海道デザイン研究所創立(現、栗谷川学園北海道造形デザイン専門学校)。
昭和63年、札幌市営地下鉄東豊線壁画(陶板)。
平成3年、札幌中央図書館ステンドグラス。
平成5年、勲五等双光旭日賞。平成11年、享年88才没。