2019年 04月 23日
お寿司です。「Hollywoodstyle RestaurantBar join sapporo」
カリフォルニアロールを食べたことがなかったのです。
行ってきました。 食べてきました。
「HollywoodstyleRestaurantBar join sapporo」
札幌市中央区南3条西7丁目7-28 M'sビルヂング2F
最近話題のM‘sビルジングの二階です。
このビルは飲食店の雑居ビルで、私の好きなお店が何軒かあります。
「join sapporo」の扉を開けると、カウンターから小柄なマスターと大柄な女性が迎えてくれました。この日は私一人なので、勿論カウンター。私が最初の客のようです。
――いらっしゃい。初めてですね。
――アメリカのお寿司を食べたことがないので、来たんです。分からないのでマスターのお勧め教えて。
――それなら、これを先ず「カリフォルニア・ダイナマイト」! (オリジナルらしい)
――それにします。ビールお願い。
――マスター、アメリカにいたの?
――カリフォルニアに25年、ハワイに1年、そのほかあちこち4年。計30年いました。
――どうして日本に帰ってきたの?
――いやァ、お袋が年でね。私一人っ子なんです。面倒見るために帰ってきました。
私も年だから、そろそろ親孝行の真似事でもしないと、地獄におちるから。ハハハハ。
――そうなの・・・・。そんなこと云ったら、俺なんか5回は地獄に落ちるよ。
寿司が出るまでのつなぎに、スパイシー枝豆。アメリカのレストランでは二種類の枝豆が置いてあるらしい。一つは普通の枝豆、一つは濃くスパイシーに炒めた枝豆。
――ヘエ~。しょっぱ辛い。なかなか美味しい。発想が面白いね。でも味濃いな。ビールがすすむ。
――ハハハハ、それが狙いです。
大柄の女性はベトナム人で昨年9月から北大に留学している学生さん。現代日本を総合的に勉強するコースがあるらしい。マスターとは英語で会話。
来ました。これが「カリフォルニア・ダイナマイト」!
海苔巻きを丸ごと揚げてカット、醤油味でスパイシーなソースがかかっています。真ん中の黒い円柱は醤油のムースです。お好みで寿司につけます。
――どうやって食べるの。
――私は、〈作る専門〉なので分かりません。お好きにどうぞ。
なかなか美味しい。始めての味です。
――アメリカに渡った頃は、こんなの寿司じゃない。こんなの作れるか!と、思ってましたが、半年後から今迄30年こればっかり作っています。
――食べちゃった。お勧めもう一品。
――それじゃ、これッ「ソフトシェルクラブ」。
来ました。盛り付けキレイです。手が込んでいます。派手です。
マヨネーズベースのソースで食べます。食用のお花を散らしています。
刺激的な味です。マヨネーズ好きの私に向いています。
――どうです。やっぱりお寿司でしょう?(シェフ)
――いや、これはサラダだね。
店も、料理も、マスターも気に入りました。近々相方とお邪魔します。
短編小説が生まれそうな店とマスターですね。
会話が極上の味!
ご馳走様でしたといいたい記事でした。
ありがとう。