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2019年 06月 05日 ( 1 )

札幌の地下街を歩いていると、綺麗な色のかたまりが目に飛込んできました。

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立寄って見ると、身体の不自由な方の詩に著名アーティストがその詩に添ったイメージの絵を提供しています。撮影OK,SNS投稿OKでした。

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詩は、症状に応じてなのか、自筆かワープロで書かれています。

それぞれの作品の前に立つと、詩を書いている方の思いが伝わり、時間の経過を忘れてしまいました。


詩のいくつかを紹介します。


「ココロ」
 天野美代子 愛知県 53歳 肢体不自由

わたしのココロは/スナオじゃない/ひねくれている。

タテでもない、ヨコでもない/ナナメなココロに

なっている。


「まったくもう」
 尾形きらら 千葉県 11歳 知的障害 

なんで パパ/おそらいくんだろうね/せっかくごはんつくったのにね

ごはん へらすよ/きらとままおいてくなんて/ずるいんじゃない

まったくもう/いいかげんにして/はやく おそら から/でてきなさいよ


「遊びたい」
 辻稚葉 岐阜県 18歳 肢体不自由

手を大きくうごかして/足を大きくうごかして/体を大きく動かして/遊びたい。


「がっき」
 南莉歩 熊本県 8歳 知的障害

とんとこたいこ/チーントライアングル/ポロンポロンピアノ

たんたんたんばりん/ジャガジャガキター/シャカシャカマスカラス

シャンシャンシンバル/がっきをえんそういいきもちよ


「友達」
 押部史弥 大阪府 29歳 精神障害

僕は小学生の時、同学年の子にショックな事を言われました

「お前友達おんのか?」と言われました

その時少しなみだぐんで言いました

「自分が友達と思っていても 相手が友達と思っていないと友達じゃ

ないと思う」と言いました。

そこに同じクラスのよくしゃべる子が来て言いました

「どうしたん?」 じじょうを話すと

「オレが友達やんけ」

と言ってもらいとてもうれしくてなみだがながれました

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「ねこ」
 新保大和 新潟県 20歳 肢体不自由

「ねこふんじゃった」/という曲があるけれど

わたしはよく/ねこにふまれます


「プール」
 中尾誠那 東京都 10歳 肢体不自由

プールに入って立ったら/ぼくの足は軽かった

新しいわざにもチャレンジだ!/最初はできるかドキドキ!

まずは息つぎ/体を浮かせて/つかまる手をかた手だけにした

浮いた!/自由だ!

また自由になった!


「手話」
駿河富子 埼玉県 67歳 聴覚障害

難聴者(あなた)の/声が/きれいです

と、

健聴者(あなた)は/きれいな/手話で/伝えてくれている


「ミュージカル」
大箸ゆめの 千葉県 17歳 知的障害 聴覚障害 内部障害

みんなどきどきしました。

かわいい服とかみも/かわいくしばってもらった。

ステージは明るかった。/暗くなった

うれしいきもち/あせがいっぱいでた。



詳しい内容は、こちらを見て下さい。

自筆の詩と絵を見ることができます。



by hitoshi-kobayashi | 2019-06-05 08:00 | Comments(1)