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帯広美術館の前にドーンと大きな彫刻があります。何度も見ているはずですが、女性像であることに気がつき、驚きました。勝利の女神像でしょうか。

エミール・アントワーヌ・ブールデル「勝利」

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エミール・アントワーヌ・ブールデルの作品が、道立旭川美術館、道立函館美術館、道立帯広美術館にあります。


板東優「大地と夢想」(1982.10.24設置)。

百年記念館の外です。池側入口の右に置かれています。

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1952年生、東京造形大学彫刻科在学中にローマに渡り、ローマアカデミアエミリオ・グレコ教室にて学ぶ。現在は北海道河東郡音更町にアトリエを持つ。


松井裕康「躍進」

同じく外の左に置かれています。松井裕康を調べたのですが、解りませんでした。

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創原環境芸術研究会「のぞみ」

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堂々とした裸婦像です。

百年記念館の玄関を入ると真正面に置かれています。一瞬たじろぎました。

創原環境造芸術研究会とは、富谷道信、飯田和幸、武田伸一、楢原忠司、村田生子、村本真紀子が、参加していた記録がありました。

富谷道信(193584)は、十勝の抽象彫刻の先駆者だそうです。


百年記念館の前庭で出会った「エゾリスくん」です。

首輪が見えます。管理されているのでしょうか。
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雨の中、池のはしけで休む「鴨」です。

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by hitoshi-kobayashi | 2019-10-16 08:00 | Comments(0)

帯広市緑ヶ丘公園「彫刻の径」を過ぎたあたりに大きな歌碑があることに気がつきました。

本の話 帯広市緑ヶ丘公園の歌碑の事_f0362073_16274875.jpg


降りこめし雪ふかふかと物音吸ひ 夜の地表にひびく音なし

                            精盛


音もなく深々と降り来る雪は、まわり音を吸収してしまいます。静かないい歌である印象が残りました。歌を詠んだ作者は「舟橋精盛(せいもり)」。

札幌に戻り、「舟橋精盛(せいもり)」を調べ、彼の「歌集残日」(短歌新聞社昭和55年)を買い求めました。

きっと、「作者の心と自然との関係を視凝めた静かな歌が多い」のでは、と思っていました。

全く違いました。病気と闘い続けた日々の日常を詠んだ歌なのです。
一気に読みました。
病の辛さを率直に詠むことによって、どこか気持が解放されるのでしょうか。また歌を繰返し推敲し、より良い歌にしたいという強い思いが、病の辛さに打ち勝つ力になるのでしょうか。選び抜かれた言葉が、まっすぐに響きます。


  退院の章 昭和50

一滴の水を飲むさへ禁じられ生きつぎ来しよああ十三日目

胃を除りし凶つ年はよに逝けよかし師走なかばに詠む新春歌


  まきばの家

照る砂利をまぶしみにつつ登る坂一歩一喘といへ現身(げんしん)

野に森にみどりあふるるありさまは涙ぐましむ患越えし身に

胃袋を除りたつものを酒の慾あはれ断ち得ず業のごときか


  小樽行き

一年は長しともまた短しとも行き先小樽の汽車にいま在り


  日高・浦川行き 昭和51年 

凶つ年ははよ去(い)ねかしと棄てしごと氷雨(ひさめ)の畑に農人を見ず

昭和51年は冷夏のため多くの農作物に被害がありました。舟橋は若い頃、農業に従事していました。


  妻呼ぶブザー

過ぎ来しに骨詠み胃よみ肝よみき何処をうたひて病みはつるか

妻を呼ブザーを押せど直ぐに来ず商ひゐると知りつつ苛つ

「商ひ」とは、玩具屋の事でしょう。客がいることは分かっているが、病気で寝ている自身の苛立ち詠んでいます。


  夜の蚊

食事ごと胸の閊(つか)へにながす泪ふきくるる妻もまたなみだして

吾のため夜の蚊をとると臥所(ふしど)めぐり妻のうつ掌の寂しき音や

妻・麗子は舟橋が癌に侵され、余命が短いことを知っています。しかし、舟橋には告知していません。


  雨音

ひもじさを思へどすでに食へざれば責苦のごとき食事どき来る

盂蘭(うら)盆のふけゆく夜も咳きに咳き眠りのひまなるこの世も雨音


舟橋精盛 「歌集残日」の略歴から

 大正4年、北海道浦幌村上浦幌に生れる。

 昭和5年、本別尋常高等小学校卒業ののち実家の農業に従事、この頃より作歌を始める。

 昭和9年、第一歌集「少年期」を刊行

 昭和11年、旭川野砲聯隊(やほうれんたい)に入隊

 昭和13年、召集、北満済々哈爾(チチハル)に駐屯、北支、張鼓峰(ちょうこほう)、ノモンハン島に転戦。

 昭和15年、召集解除

 昭和20年、両側股関節結核で倒れ、以後10年近く闘病、転院。5度の手術を受ける。

 昭和30年、帯広市緑ヶ丘で玩具店「どんぐり屋」を開店。 

 昭和33年、結城麗子と結婚。

 昭和50年、帯広厚生病院にて胃潰瘍の手術を受け、胃のほとんどを切除。

 昭和53926日、帯広市文化賞を受賞、病床でその伝達を受ける。

 昭和53927日、同病院にて胃癌のため死去。行年64歳(6211ヵ月)

 昭和55年に「歌集残日」は、妻麗子の詩集発行の思いを、舟橋の友人たちが支え、刊行されました。


舟橋精盛は、病の辛さに堪えながら短歌を詠み、同人誌に投稿しています。舟橋自身も発表の場をつくるため同志とともに歌誌の創刊・廃刊を繰返し、作歌の指導に努めてきました。私が見た歌碑は、歌の同志が舟橋精盛の功績を後世に残すために建立したものです。


by hitoshi-kobayashi | 2019-10-14 08:00 | Comments(0)

帯広市緑ヶ丘公園は、帯広駅の南方向に徒歩で30分、車で10分の場所にあります。50.5ヘクタールの広大な総合公園です。美術館・百年記念館(博物館)、児童館、ボートのある池、パークゴルフ場、テニス場などなど盛りだくさんの公園です。

美術館で「北斎展」を観て、いよいよ今日の目的へ針路をとりました。

美術館から南の方向にある動物園までの直線歩道が『彫刻の径』です。

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作家18人による21体の現代彫刻が設置されています。彫刻は十勝御影石が使われています。彫刻家の本郷新氏の提案で、昭和48年に完成しました。

この日(2019108日)は朝から雨でした。傘を左手に、カメラを右手に持ち、ノンビリ『彫刻の径』を歩きます。最後まで誰ともすれ違いませんでした。

雨は樹々の初秋の緑に透明感を感じさせます。

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雨に濡れた彫刻群は輪郭が明瞭です。存在感があるのですが、不思議にまわりに溶けこみ、違和感がありません。

いくつか、彫刻を紹介します。

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by hitoshi-kobayashi | 2019-10-13 08:00 | Comments(0)

釧路から帯広一泊のために移動。目的は、帯広の夜、友人Mさんと酒を酌み交わすことです。

待ち合わせ時間は1830分。帯広の街は既に暮れています。

帯広の代表的飲み屋雑居ビルです。「五番館ビル」、「プラザビル」。

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待ち合わせ場所は、「北の屋台」の人気店「プチ・プレジール」、ワインと料理の店です。旦那さんがギャルソン・ソムリエ、奥さんがシェフ。私とは長い付き合いです。

旨いワインと美味しい料理、ギャルソンのステキな話を楽しみに通いました。



店内は狭く、10人で満員。隣客と肩がぶつかるほど接近します。でも、親近感が湧き、見知らぬ隣通しで話が盛り上がります。

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ここでは、勿論ワインです。

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話題がコーンウイスキーに移り、一寸味見です。

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いい気分になったところで、カラオケスナックで二次会です。


翌日は雨でした。傘をコンビニで買って、野外彫刻を観るために北海道帯広美術館へ。

なんと! 美術館では北斎展が催されていました。これはラッキーです。

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富岳三十六景、東海道五十三次(北斎も描いているんです。)に出会って感激です。

富岳三十六景の「赤富士」はじめ、富士山の傑作を目の前30cmで観ることができました。

(野外彫刻は、後日レポートします。)


帰り道に帯広駅近くのパン屋さんに立寄りました。

店名 こうばしや

ジャンル パン

住所 北海道帯広市西414-19-1 寿ハイツ 1F

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実は、前日一緒だったMさんのお嬢さんがパン屋さんなのです。

お嬢さんは、とても明るくって、可愛い方でした。お店もカワイイ。

パンは間違いなく美味しい。(ちゃんと食べての感想です。)

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13
30分帯広発のJRで札幌に帰ります。

時間がないので、帯広駅内で普段食べない温かい『牡蠣蕎麦』が昼食です。

旅の昼食はビールが美味しい。

『牡蠣蕎麦』は、牡蠣の旨味と蕎麦の味の組み合わせがとてもいい。

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お腹かなり満足です。札幌に帰るぞ! JRに乗込みました。


by hitoshi-kobayashi | 2019-10-12 08:00 | Comments(0)

札幌市から十勝・帯広市まで高速道路を走る都市間バスで移動しました。

これが安くて快適です。クセになりそうです。


雲海で秘境ムードを演出しているトマムリゾートのホテルです。

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私は一度も言った事がありませんが・・・

日高山脈を高速道路で抜けると、十勝平野が広がってきます。

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この辺りは牧場が多く、ホルスタインが放牧されています。


帯広でレンタカーを借り、隣町の芽室町の畑を見学です。私は畑を観るのが大好きです。

今年は雨が多く、気温の低い日が続いていたので、作物の生育はやや遅れているようです。

秋まき小麦です。そろそろ収穫が始まります。

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長芋です。長芋は蔓性なので、受光をよくするためにネットに蔓を巻き付けます。

まだまだ蔓の伸びが足りません。収穫は11月~12月か翌春。

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馬鈴薯です。品種によって濃い紫から白まで花の色が違います。

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カワイイ花ですね。

男爵、メークインだけの時代が長かったのですが、近年新品種の栽培面積がが拡大しています。


豆畑です。小豆、大豆、手亡、金時など、十勝は豆の大国です。

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スイートコーンです。気温が低かったので、生育が遅れているようです。

芽室町は国内でスイートコーン面積を誇っています。

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帯広の街を少し紹介します。

帯広駅です。駅前には数頭の鹿の銅像があり、ノンビリした雰囲気を作り出しています。

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双葉幼稚園 双葉幼稚園は、1911年に帯広ではじめての幼稚園として誕生。

とても趣のある建物です。重要文化財に指定され、現在は使用されていません。

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十勝信用金庫(旧安田銀行帯広支店)昭和8年(1933年)築。

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道東唯一のデバート「藤丸」。デパートの前身は大きな呉服店でした。お客が減少しているようです。

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六花亭本店。六花亭の前身は帯広千秋庵ですが、暖簾を返して独立したと聞いています。

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この広場は50ha以上の面積の帯広緑が丘公園の一部で、グリーンパークと呼ばれています。面積は5ha、遊具がない芝生だけの空間です。市民の憩いの場です。グリーンパークの端には400mのベンチが市民の協力で設置されています。

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今晩の食事は、左手前の店「龍馬」

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昔は、この界隈はとても賑やかな繁華街でした。今は寂しいですね。

でもこの雰囲気は、昭和の匂いがして、私は大好きです。

「龍馬」で友人と酒をのみ、美味いマグロを食べ、語り合いました。

帯広の夜は更けていきます。二次会はお馴染みのカラオケスナックに決まっています。


by hitoshi-kobayashi | 2018-07-24 08:00 | Comments(0)

店名 旬彩酒房 海彦山彦

ジャンル 創作料理、魚介料理・海鮮料理、ダイニングバー

住所 北海道帯広市西二条南9-16-18

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「旬彩酒房海彦山彦」は帯広駅前の西二条通東側にあります。

海彦山彦の名前に恥じない美味しい料理にビックリしました。

特に十勝の農産物を材料にした創作料理はなかなかのものです。


新得町屈足の土田さん栽培の「アロマレッド」を絞ったジュース。

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「どうしても飲め!」と強い指示があり、しぶしぶ飲んで「美味い!」と言ってしまいました。

人参臭さが全くありません。甘いんです。


その「アルマレッド」をぶつ切りにして衣を薄くつけ揚げた料理。

これまたトンデモナク甘いんです。人参嫌いでも食べることができると保証します。

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次はゴボウスティック。

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十勝は人参・ゴボウの大生産地です。

ゴボウスティックはお店によって料理に個性がでますね。

ほくほく・サクッとしています。



そして珍しいのがグリーンピースを材料の料理。

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原料のグリーピースは勿論十勝産。大型の機械で収穫し、直ちに工場へ搬入・速攻洗浄・ボイル・冷凍したもので、輸入品と比べて独特の青臭さがありません。グリーンピースを軽くつぶして、平らに伸ばし、揚げて塩で食べます。

グリーンピースの嫌いな大人も子どもも大丈夫です。



海鮮も肉もいろいろ揃っていて、何をたべてもとても美味しい!

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麦焼酎の水割りをグイグイ飲んで、いっぱいお話して、美味しいものをお腹いっぱい食べて、幸せな帯広の夜です。


by hitoshi-kobayashi | 2017-09-23 16:40 | Comments(0)

有楽町

ジャンル: ジンギスカン, ホルモン

住所:帯広市西二十三条南1-39

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JRで帯広に到着すると、急激にジンギスカンが食べたくなりました。

「おおし、久しぶりに有楽町だ!」

レンタカーを借り、国道38号線を西に8㎞の西帯広に一目散。

「有楽町」は、特急の止まらないJR西帯広駅の近くにあります。

帯広では清川の「ジンギスカン白樺」に肩を並べる有名店です。店の外見は街の定食屋さん。店内も定食屋の雰囲気です。


メニューにはジンギスカン、ホルモン、何故か子袋、玉ねぎ、何故かうどん、ご飯。

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すっきりして清いですね。

オジサンの注文は「ジンギスカン2人前+うどん1人前」。

来ました。肉は大きめの厚切りで味付けです。玉ねぎ厚切りスライスがついています。

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味付けと言ってもあっさり薄味なので、テーブルには別にタレが置いてあります。

うどんです。これもタレがかかっています。

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肉もうどんもタレごと鍋で焼きます。
これがシンプルでジンギスカンの旨味を吸って美味いんです。

こんな具合に鍋で焼くのがオジサン流です。

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美味しいジンギスカン「有楽町」 久しぶりです。_f0362073_06003568.jpg

肉は柔らかくジューシーで臭みが全くありません。

焼きすぎないのが美味しいさの決めてですね。

12時前だったので空いていましたが、続々来客です。

ややご高齢の女性10名ほど予約で入ってきました。

オジサンから見えない席ですが、豪快なジンギスカンランチです。

このお店のホルモンは鍋が違います。

ジンギスカンは、一般的な鉄兜の形のジンギスカン鍋で焼きますが、ホルモンは少し真ん中がくぼんだ平らな鉄鍋を使い、うどんと一緒に煮込みます。二つの鍋を並べて食べるのが「有楽町」流です。

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久しぶりの「有楽町」ジンギスカン。もくもく食べて大満足。

とにかく安い。1,000円で釣りがくる。


by hitoshi-kobayashi | 2017-09-22 08:00 | Comments(0)

店名 PAGE 1 (ページワン)

ジャンル バー

住所 北海道帯広市西1条南11丁目19


http://jazz-kissa.jp/obihiro-pageone



帯広の大人のジャズ・バー 「PAGE 1 (ページワン)」_f0362073_05363832.jpg

近々帯広に行く予定があり、長く住んだ帯広での酒飲み生活を振り返っていました。


飲み会が終わり帰宅前にもう一軒か・・・と、帯広の街を歩いていました。

いつも通る駅近の中通りの入口です。

帯広の飲食の中心は駅から少し離れていて、この辺りはちょっと寂しい感じです。

ジャズのピアノが聞こえます。「どこから・・・?」

足を止め、耳を澄ませると、階段の上にある店からです。階段の下の入口にスピーカーを置いて店内の音を流しているんです。

ピアノにつられて、急な階段を昇りドアを開けると、びっくりしました。帯広らしからぬ素敵な空間です。

マスターが一人。お客がいません。マスターがグラスを拭きながらビックリした顔でオジサンを見つめています。

マスターが背にするカウンターの奥に、もの凄い数のレコード(CDではありません。)がドカーンと並んでいます。

ここはジャズ・バー「PAGE 1」です。

オジサンの酒飲み生活にはバーというのが入っていません。オジサンには似合いません。

音楽は好きだけど、それはカラオケでジャズではありません。

魔が差したんでしょうね。この店に入ったのは。

少し恰好つけて、ボウモアをオンザロックで頼みました。そのころアイラ・ウイスキーに凝っていたんです。

店内は思いのほか広いんです。ロフトもあります。

写真がありませんが、添付のアドレスをクリックしてください。雰囲気が分かります。

ステキなお店だと思います。

女性が一人でも全く問題ありません。マスター優しいんです。美味しいカクテルを作ってくれます。

ウッドベースがインテリアのようにおいてありますが、マスターが興に乗るとレコードの音に合わせて弾いてくれます。


内緒の話ですが、相方はこの店では必ずデューク・エリントン楽団「Take The A Train 」をリクエストします。マスターも手慣れたもので、相方の顔を見るとレコードを探して用意しています。


by hitoshi-kobayashi | 2017-09-18 08:00 | Comments(0)

『つぶの権八』の大好きな「牛筋の味噌煮込み」がしょっぱくなったなと感じ始めたころです。


『権八』の大将は日本酒が好きなんです。

夏の暑い日に、「ビール一杯、どう?」と聞くと、「ヘイ、アッシはぽんしゅ(日本酒)が好物で・・・・」の返事です。

「そうかい。じゃあ日本酒一杯おごるよ。」

大将は、コップ一杯の日本酒を嬉しそうにチビチビやりながらつぶを焼いています。



ある日、一人三次会で『権八』に立ち寄ってみると、のれんがでていません。

「ヘエ~、定休日ってあったのかな?」

その後、何度行ってみても休みが続いています。

電話を掛けることにしました。

呼び出し音が聞こえるので、移転や閉店ではないようです。

一か月以上たって、電話が通じました。

「おい、やってるのか!」

「ヘイ」

その夜、いただきものの日本酒四合ビンをぶら下げて『権八』へ。

大将は、カウンターの中で一人ポツンと椅子に腰かけていました。

「どうしたんだい? 大将。これお土産。飲もうよ。」

「ヘイ、検査入院してました。一時帰宅で明日また入院です。家で何にもすることがないので、店開けました。酒飲めません。」

「分かった。退院したら飲んでよ。」

「ヘイ、ありがとうございます。そうさせてもらいます。」

、と言いながら冷蔵庫の上に四合ビンを乗せました。

「はやく出て来いよ。旨い酒飲もう!」
「ヘイ・・・・」

検査入院というのに、何故か病状も病名も聞かずその日は世間話です。

その日が大将と会った最後の日です。私が『権八』に行った最後の日でもあります。


又、電話をかけても出ない日が続きました。

ある日、呼び出し音がなくなりました。本当に閉店したようです。


数か月後、『つぶの権八』は別な店に替わっていました。

一度、その店に行きました。ママさんがいました。

「『権八』の大将、どうしたか知ってる?」と聞いてみましたが、「分からない」が答えでした。

その後、どこからか大将は病院で亡くなったと聞きました。

あんなに通ったのに、大将の名前も、家族も、病名も聞かずじまいで、経歴は船乗りだったことしか知らないことに気が付きました。


エイト街の『つぶの権八』、居心地のいい店でした。

たくさんのことを捨ててきました。嬉しいことも、嫌なことも・・・・

「牛筋の味噌煮込み」の味が変わったのは、病気で味が分からなくなっていたのかな・・・・?

多分、あの日本酒は飲まずじまい・・・・。


by hitoshi-kobayashi | 2017-08-01 08:00 | Comments(0)

先日(7月18日)に紹介した「つぶの権八」の思い出話の続きです。


私  「ビール」、「焼つぶ」、「牛筋の煮込み」と注文。

大将 「ヘイ」

大将は「ハイ」ではなく「ヘイ」です。その後無言で料理にとりかかります。


「つぶの権八」というからには、おすすめは「焼つぶ」です。口を上にした「青つぶ」を網で焼きます。その口から、「醤油」、「酒」、「しょうがのしぼり汁」を入れて、じっくり丁寧に焼きます。

焼けると、20㎝×10㎝位のまな板状の台にのせ、お客さんに出します。まな板は、つぶが転がらないように凹みがくり抜いてあり、貝からつぶの身を取り出す串(長い爪楊枝状)と、熱いつぶ貝を手でつまむための小さな布巾が付いていました。

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ゴメンナサイ。写真は、「つぶの権八」の台ではありません。私は、そのころデジカメを持っていませんでした。インターネットからお借りしました。(ありがとうございます。)



熱いつぶの貝殻の口に自分の口を寄せて、甘じょっぱい煮汁を「ジュルッ」と味わいます。つぶの旨味が口中に広がり幸せな気分になれます。甘すぎません。しょうががつぶの旨味を引き締める活躍をしています。これだけを肴にして酒が飲めます。

それから、身を串で取り出してそのシコシコ・コリコリした食感を楽しみます。身にも充分味がついています。貝ってどうして美味しいんでしょうね。

多分ですが、一度つぶを茹でて、貝から身を取り出し、唾液腺を取り除いて、貝に戻し、焼いていると思います。
大将は「そのまま食べて大丈夫だよ。」と言っていました。



私の好きだったもう一品は、「牛筋の煮込み」です。

煮込みというと、甘じょっぱく濃くしっかり煮込んだイメージですが、「つぶの権八」は少し違います。

きれいに掃除し柔らかく茹でた牛筋を「具だくさんのトン汁」のように仕立てます。

注文を受けてから、牛筋・こんにゃく・ニンジンとショウガ少々を味噌・酒・味醂で味をつけ、鍋で煮込み、どんぶりにたっぷりの具と汁を盛り、長ネギの小口切をいっぱいのせます。好みで一味唐辛子を振りかけます。もしかしたら豆腐も入っていたかも・・・・・。

注文して出てくるまで時間がかかります。美味しいと分かっているので、我慢して待ちます。

外は帯広厳寒の雪の夜中。無口な大将と二人っきりの店で熱い「牛筋煮込み」を「シフ・シフ」言いながら食べていると、一日の疲れが体からほどけていきます。「明日も頑張るぞ」の気持ちが湧いてきます。



この大好きな「牛筋煮込み」の味が、ある時からしょっぱくなり、「なんか違うな・・・」と感じるようになりました。



その話はいつか・・・


by hitoshi-kobayashi | 2017-07-26 08:00 | Comments(0)